磁石がくっつくスチールパネル比較|価格・面積単価・施工方法で選ぶ

磁石と複数サイズのパネル形状を並べたスチールパネル比較のイメージ 商品比較
磁石がくっつくスチールパネルの比較イメージ

※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。商品情報・比較結果・掲載順は、広告報酬の有無によって変更していません。

壁の一部を磁石が使えるスペースにしたいとき、後付けできるスチールパネルは便利な選択肢です。

ただし、商品によって価格だけでなく、1枚の大きさ、面積あたりのコスト、取り付け方法、使える壁の種類が異なります。

今回比較した範囲では、「購入額が一番少ない商品」と「同じ面積を一番安く作れる商品」も同じではありません。

この記事では、ダイソー、ニトリ、山崎実業のTower、友安製作所のSNiONを対象に、価格・施工面積・100cm²あたり価格・施工方法などを比較します。

※価格・在庫・予約状況は2026年9月13日時点で確認した情報です。

結論:スチールパネルは目的によって選ぶ商品が変わる

今回の比較では、すべての条件で優れる「総合1位」は設定していません。

目的別に見ると、選び方は次のように分かれます。

  • とにかく少額で試したい
    → ダイソー「磁石がくっつくスチールタイル」10×10cm
  • 面積あたりの価格を抑えたい
    → ダイソー「磁石がくっつくスチールタイル」20×20cm
  • 取り付けに必要な工程・部材を少なくしたい
    → 裏面粘着式のダイソー10×10cm・20×20cm
  • 小さな範囲だけ磁石対応にしたい
    → ダイソー10×10cm
  • 広い範囲を本体価格ベースで安く作りたい
    → ダイソー20×20cm
  • 1枚で広く覆って継ぎ目を減らしたい
    → 山崎実業「ウォールプリントスチールパネル タワー L」
  • 壁紙を貼った石こうボードで、粘着剤を避けて取り付けたい
    → Tower S / Lが候補。ただし、石こうボードピンや木ネジによる穴を許容できることが条件です。

価格だけで決めるのではなく、「どのくらいの面積が必要か」「どんな壁に取り付けるか」まで確認して選ぶのがポイントです。

今回比較する「磁石がくっつくスチールパネル」の条件

今回は、既存の壁などへ後付けし、磁石を吸着させられる面を作る商品を比較対象としました。

商品名に「スチールパネル」と書かれているかどうかだけではなく、構造と用途を基準に対象を決めています。

対象は板状・パネル状・タイル状の商品です。

一方、柔軟なロール材、マグネットシート、磁石対応の壁紙・塗料、ホワイトボードそのもの、建築用の大型壁材、素材として販売される鋼板・鉄板は今回の比較から除外しています。

なお、ニトリ「マグネットがつくスチールパネル 2枚入(20×20cm ホワイト YH66)」は2026年9月13日時点で販売終了が確認されているため、現行商品の主比較から除外しました。

比較表|価格・サイズ・面積単価・施工方法を一覧で確認

100cm²あたり価格は、税込本体価格 ÷ 1セット総施工面積 × 100で算出したクラベルカ計算値です。

まず、7商品群の外観・形状の違いを視覚的に整理します。正確なサイズや数値は下の比較表で確認してください。

7商品群のパネル形状を抽象図形で並べた外観・形状早見図

7商品群の外観・形状を大まかに見比べるための早見図

メーカー / 商品 サイズ・入数 税込本体価格 1セット総面積 100cm²あたり価格 取付方法 対応下地・主な制限 カット 賃貸使用時の主な注意
ダイソー / 磁石がくっつくスチールタイル 10×10cm(ホワイト・シルバー) 縦10×横10×厚み0.2cm・1個 110円 100cm² 110円 裏面粘着式 平滑面。壁紙・ビニール壁紙・布壁などは使用不可 可 取り外し時に跡・破損・変色等の可能性あり
ダイソー / 磁石がくっつくスチールタイル 20×20cm ホワイト 縦20×横20×厚み0.2cm・1個 330円 400cm² 82.5円 裏面粘着式 平滑面。壁紙等は使用不可 可 貼付後は再使用不可。壁紙等は使用不可
ダイソー / 磁石がくっつくスチールタイル 20×20cm シルバー 縦20×横20×厚み0.21cm・1個 330円 400cm² 82.5円 裏面粘着式 平滑面。壁紙等は使用不可 可 貼付後は再使用不可。壁紙等は使用不可
ニトリ / マグネットがつく スチールパネル YH65 縦20×横10×厚み0.5cm・2枚 799円 400cm² 199.8円 付属粘着テープ 対応下地は未確認 可 テープ跡・壁紙剥離等の可能性あり
ニトリ / 好きな場所に貼るだけ 20×10cm 縦20×横10×厚み1cm・2枚 1,490円楽天市場 400cm² 372.5円 粘着テープ式 対応下地は未確認。浴室・水がかかる場所・高湿度環境等は不可 未確認 粘着跡・壁紙剥離の可能性あり
ニトリ / 好きな場所に貼るだけ 25×15cm 縦15×横25.5×厚み1cm・2枚 1,990円楽天市場 765cm² 260.1円 粘着テープ式 対応下地は未確認。浴室・水がかかる場所等は不可 未確認 粘着跡・壁紙剥離等の可能性あり
ニトリ / 好きな場所に貼るだけ 30×20cm 縦30×横20×厚み1cm・1枚 1,490円楽天市場 600cm² 248.3円 粘着テープ式 対応下地は未確認。浴室・水がかかる場所・高湿度環境等は不可 未確認 原状回復条件は未確認
山崎実業 / ウォールプリントスチールパネル タワー S(ホワイト・ブラック) 縦15×横47×厚み0.7cm・1枚 2,200円楽天市場 705cm² 312.1円 石こうボードピンまたは木ネジ 壁紙・布・ビニール壁紙を貼った石こうボードなど。木ネジ使用時は板壁等 未確認 ピン穴・ネジ穴と原状回復条件の確認が必要
山崎実業 / ウォールプリントスチールパネル タワー L(ホワイト・ブラック) 縦35×横68×厚み0.7cm・1枚 3,850円楽天市場 2,380cm² 161.8円 石こうボードピンまたは木ネジ 石こうボードや板壁など。固定方法によって条件あり 未確認 ピン穴・ネジ穴と原状回復条件の確認が必要
友安製作所 / SNiON マットカラー 2枚セット 縦20×横10×厚み約0.15cm・2枚 1,507円 400cm² 376.8円 両面テープを別途用意 対応下地は未確認。浴室・プール等の常時水がかかる場所は不可 可 両面テープが別途必要。原状回復条件は未確認
友安製作所 / SNiON マットカラー 10枚セット 縦20×横10×厚み約0.15cm・10枚 6,776円 2,000cm² 338.8円 両面テープを別途用意 対応下地は未確認。浴室・プール等の常時水がかかる場所は不可 可 両面テープが別途必要。原状回復条件は未確認

価格だけを見ると110円から6,776円まで大きな差がありますが、入数や施工できる面積も大きく異なります。

そのため、購入価格と面積単価は分けて確認する必要があります。

価格を比較|最安購入額と面積単価では結果が違う

少額から試すならダイソー10×10cm

とにかく少額で試したいなら、ダイソーの10×10cmタイプが候補です。

税込本体価格は110円で、今回比較した現行商品の中では購入時の本体価格がもっとも少額です。

1枚の施工面積は100cm²なので、広い壁を一気に磁石対応にするというより、「まず一部分だけ試したい」「必要な場所だけ磁石が使えるようにしたい」という用途に向いています。

ただし、100cm²あたり価格も一番安いわけではありません。

10×10cmタイプは100cm²あたり110円です。

面積単価ならダイソー20×20cm

同じ面積をできるだけ安く作りたい場合は、ダイソーの20×20cmタイプが候補です。

税込330円で施工面積は400cm²。100cm²あたりに換算すると82.5円です。

今回の比較対象では、この82.5円が税込本体価格ベースの100cm²あたり価格でもっとも低くなりました。

つまり、

購入時の支払額を最小にするなら10×10cm、施工面積あたりの価格を抑えるなら20×20cm

という違いがあります。

なお、この比較は税込本体価格を基準にしています。商品ごとに送料条件が異なるため、送料まで含めた実質コストの最安商品とはしていません。

サイズ・施工面積を比較|小さく貼るか、大きく覆うか

小面積なら10×10cm

今回の比較対象で最小サイズなのが、ダイソーの10×10cmタイプです。

小さな範囲だけ磁石が使えるようにしたい場合や、必要な位置へ細かく配置したい場合に選びやすいサイズです。

金切りバサミまたは万能ハサミでのカットにも対応しています。

ただし、カットしなくても元から小さいこと自体が特徴なので、狭い場所へ部分的に設置したい場合はまず候補になります。

安く面積を広げるなら20×20cm

施工面積を広げながら本体価格を抑えたい場合は、ダイソー20×20cmタイプが候補です。

1枚400cm²で、100cm²あたり82.5円。

10×10cmタイプと同じ裏面粘着方式ですが、同じ面積を作る場合に必要な枚数を減らせます。

「大きいパネルだから大面積向け」というより、面積コストを優先して広げたい場合に有利な選択肢と考えるのが適切です。

継ぎ目を減らして広く使うならTower L

1枚そのものの大きさを重視するなら、山崎実業のTower Lが候補です。

サイズはW68×H35cmで、1枚の施工面積は2,380cm²。

今回の比較対象では、1枚あたりの施工面積がもっとも大きくなっています。

100cm²あたり価格は161.8円で、面積単価ではダイソー20×20cmより高くなります。

一方で、小さなパネルを何枚も並べる必要がなく、1枚で広い範囲を覆いやすく、継ぎ目を減らせることがTower Lの違いです。

ここでは、「セット全体で何cm²施工できるか」と「1枚がどれだけ大きいか」を分けて比較する必要があります。

施工方法を比較|粘着式・ピン固定・別途テープで違う

施工方式の違いは、次の4方式で整理できます。

裏面粘着式、粘着テープ式、石こうボードピン・木ネジ式、両面テープ別途用意の4方式を示す図

スチールパネルの主な施工4方式

スチールパネルは、取り付け方法も商品によって大きく異なります。

裏面粘着式

ダイソーの10×10cm・20×20cmタイプは、パネル自体の裏面が粘着式です。

適合する平滑面を清掃し、剥離紙を剥がして圧着します。

別途、両面テープやピン、ネジを用意する必要がありません。

そのため、今回比較した商品の中では、必要部材と施工手順の少なさを重視する場合に選びやすい方式です。

ただし、壁紙・ビニール壁紙・布壁など使用できない面があるため、「貼るだけだからどこでも使える」というわけではありません。

付属・粘着テープ式

ニトリの商品には、粘着テープを使って施工するタイプがあります。

YH65は粘着テープ10枚が付属しています。

「好きな場所に貼るだけ」20×10cmタイプも付属粘着テープが確認されています。

一方、25×15cmタイプと30×20cmタイプは、粘着テープ式であることは確認できていますが、テープの付属有無は未確認です。

粘着施工では、取り外したときの粘着跡や壁紙剥離などにも注意が必要です。

石こうボードピン・木ネジ式

山崎実業のTower S / Lは、石こうボードピンまたは木ネジで固定します。

石こうボードピンでは、壁紙・布・ビニール壁紙を貼った石こうボードなどへの取り付け条件が確認されています。

木ネジを使用する場合は、柱や厚さ1cm以上の板壁、下地・桟のある壁などが対象です。

粘着剤を使わずに取り付けられる一方、ピンまたはネジによる穴は発生します。

そのため、賃貸住宅では「粘着剤を使わない=原状回復できる」と判断せず、施工箇所や契約条件を確認する必要があります。

両面テープ別途タイプ

SNiONはパネル自体に粘着面がなく、施工面に適した厚さ0.5mm以上の両面テープを別途用意する方式です。

ダイソーの裏面粘着式とは異なり、商品だけを購入して施工が完結するわけではありません。

テープを別途選ぶ手間と追加部材が発生する点は、購入前に確認しておきたい違いです。

スチールパネル施工に必要・あると便利な関連用品

必須になる用品は施工方法によって違う

施工に別途必要な用品は、選ぶスチールパネルによって異なります。

SNiONを選ぶ場合は、施工面に適した厚さ0.5mm以上の両面テープを別途用意する必要があります。

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一方、すべてのスチールパネルで両面テープが必要なわけではありません。

ダイソーの10×10cm・20×20cmタイプは裏面粘着式、ニトリの商品には付属粘着テープまたは粘着テープ式の商品があり、Tower S / Lは石こうボードピンまたは木ネジで固定します。

購入前に、選んだ商品の施工方式と、別途用意する部材があるかを確認してください。

カットするなら対応するハサミを確認

スチールパネルをそのままのサイズで使用する場合、カット用の工具は不要です。

カットして形を調整する場合は、商品ごとに確認されている加工方法を確認します。

ダイソーの10×10cm・20×20cmタイプは、金切りバサミまたは万能ハサミでカットできます。

ニトリのYH65はハサミでカット可能です。

SNiONは、ハサミまたは金切りバサミでカットできます。

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商品によって加工方法は異なります。また、クラベルカでは実物を使ったカット検証を行っていないため、どの工具や商品が最も切りやすいかという比較はしていません。

採寸・位置決め・下地確認にあると便利な道具

施工前の採寸や位置決めでは、メジャーや定規があると、施工位置や必要面積を確認する際に使えます。

大判パネルを取り付ける場合や、複数枚を直線状に配置したい場合は、水平器も位置決めの補助になります。

マスキングテープは、施工位置の仮マーキングなどに使用できます。ただし、壁面を保護できる、跡が残らない、原状回復できるといった効果をこの記事では確認していません。

Tower S / Lを木ネジで固定するなど、下地位置の確認が必要になる施工方法では、下地探しも候補になります。

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石こうボードピンだけで施工する場合まで、下地探しが一律に必須というわけではありません。

また、パネルを切断・加工する場合は、安全配慮用品として耐切創手袋も候補になります。ただし、本記事では具体商品の安全性能比較や切創防止性能のランキング、安全性を保証する評価は行っていません。

賃貸で使うなら「壁紙」「穴あけ」「粘着跡」を確認

賃貸住宅では、価格以上に取り付け方法を確認する必要があります。

ダイソーのスチールタイルは、壁紙・ビニール壁紙・布壁などが使用不可とされています。

また、粘着式の商品には、取り外し時の粘着跡や壁紙剥離、破損などの注意事項が確認されているものがあります。

一方、Tower S / Lは、壁紙・布・ビニール壁紙を貼った石こうボードへ石こうボードピンで固定できる条件が確認されています。

そのため、

壁紙への粘着を避けたい場合の候補。ただしピン穴・ネジ穴が許容されるかは賃貸契約や施工箇所を確認

という位置付けになります。

「賃貸に最適」「原状回復できる」とまでは判断できません。

実際の原状回復可否は壁材、固定方法、施工状態、契約条件などで変わるため、今回は賃貸向けの一律1位も設定していません。

カット・曲げ・水回りなどの違い

加工方法まで含めると、商品ごとに違いがあります。

ダイソーの10×10cm・20×20cmタイプは、金切りバサミまたは万能ハサミでカット可能です。

ニトリのYH65もハサミでカットでき、コーナー部分へ曲げて施工できることが確認されています。

SNiONもハサミまたは金切りバサミでカット可能です。公式情報では、薄く柔らかく曲げやすい仕様であることも案内されています。

ただし、クラベルカでは実物を切ったり曲げたりする検証を行っていません。

そのため、「一番切りやすい」「一番曲げやすい」といった順位は付けていません。

ニトリの「好きな場所に貼るだけ」シリーズとTower S / Lについては、今回の正本データではカット可否が未確認の商品を含みます。未確認は「カットできない」という意味ではありません。

使用場所にも違いがあります。

ダイソー各商品、YH65、ニトリ「好きな場所に貼るだけ」シリーズ、SNiONでは屋外使用不可が確認されています。一方、Tower S / Lの屋外使用可否は未確認です。

水回りについては、ニトリ「好きな場所に貼るだけ」シリーズでは浴室や水がかかる場所などへの使用不可が確認されています。

SNiONも浴室・プールなど常時水がかかる場所では使用できませんが、水がかかりやすい場所については見切り材とコーキングを使う施工案内があります。

ダイソー各商品、YH65、Tower S / Lについては、水回り使用に未確認項目があるため、使用可能とは判断していません。

商品タイプ別に向いている人を整理

ダイソー10×10cm

ダイソーの10×10cm正方形スチールタイル(ホワイト/シルバー)

ダイソー「磁石がくっつくスチールタイル」10×10cm(ホワイト/シルバー)

公式商品ページ: ホワイト / シルバー

少額から試したい人、小面積だけ磁石対応にしたい人、必要な場所へ細かく配置したい人に向いています。

税込110円から試せることと、10×10cmという小ささが特徴です。

一方、壁紙など使用できない壁があるため、施工面の確認は必要です。

ダイソー20×20cm

ダイソーの20×20cm正方形スチールタイル(ホワイト/シルバー)

ダイソー「磁石がくっつくスチールタイル」20×20cm(ホワイト/シルバー)

面積コストを重視する人や、同じ裏面粘着方式で10×10cmより少ない枚数で施工したい人に向いています。

100cm²あたり82.5円で、今回の比較では本体価格ベースの面積単価がもっとも低くなりました。

広めの範囲を安く作りたい場合の有力な候補ですが、こちらも施工可能な下地条件を確認する必要があります。

ニトリ YH65

ニトリ YH65の縦長長方形スチールパネル

ニトリ「マグネットがつく スチールパネル」YH65

ハサミによる加工を使いたい人や、コーナー部分へ曲げて施工したい人、付属の粘着テープを使いたい人に向いています。

2枚入りで、施工面積は合計400cm²です。

ただし、切りやすさや曲げやすさをクラベルカで実測したわけではありません。

ニトリ「好きな場所に貼るだけ」シリーズ

ニトリ「好きな場所に貼るだけ」シリーズの複数サイズの長方形パネル

ニトリ「好きな場所に貼るだけ」シリーズ

20×10cm、25×15cm、30×20cmから施工場所に合うサイズを選びたい人や、粘着施工を前提に選びたい人が候補になります。

一方で、使用できない場所や粘着施工上の注意を商品ごとに確認する必要があります。

また、今回確認した公式情報では材質表記に「ステンレス樹脂複合板」と「スチール樹脂複合板」の差があります。

そのため、材質を1種類に統合せず、材質による優劣も付けていません。

Tower S / L

山崎実業 Tower Sの横長パネル(ホワイト/ブラック)

山崎実業「ウォールプリントスチールパネル タワー S」

山崎実業 Tower Lの大判横長パネル(ホワイト/ブラック)

山崎実業「ウォールプリントスチールパネル タワー L」

石こうボードへ粘着剤を使わず固定したい人や、石こうボードピンまたは木ネジでの固定を選びたい人が候補になります。

Tower SはW47×H15cmで、比較的小さなパネルを使いたい場合の候補です。

Tower LはW68×H35cmで、1枚の施工面積が2,380cm²あります。1枚で広く覆い、継ぎ目を減らしたい場合はこちらが候補です。

ただし、賃貸住宅ではピン穴やネジ穴が許容されるかを確認する必要があります。

SNiON

SNiON マットカラーの縦長長方形パネル

友安製作所「SNiON(シニオン)マットカラー」

厚み約1.5mmという薄さを重視する人、カットして形を調整したい人、カラー展開を重視する人、柔らかく曲げやすい仕様を候補にしたい人に向いています。

2枚セットと10枚セットがあり、カラーはホワイト、アリスブルー、ライトグレー、ブルーグレー、グレージュ、ブラックが確認されています。

一方、施工には適した厚さ0.5mm以上の両面テープを別途用意する必要があります。

こちらも、実際の加工のしやすさをクラベルカで検証したものではありません。

比較時の注意点と情報の限界

今回の比較には、いくつか注意点があります。

1. 価格・在庫・予約状況は2026年9月13日時点

価格や販売状況は変動する可能性があります。

確認時点では、ニトリ「好きな場所に貼るだけ」20×10cmは「残りわずか」、25×15cmと30×20cmは「2026年9月中旬頃入荷予定」の予約表示でした。

Tower S / Lは在庫あり、SNiONは購入可能表示を確認しています。

それ以外の商品にも、正確な在庫数までは確認できていないものがあります。

2. 価格比較は税込本体価格ベース

今回の100cm²あたり価格は、税込本体価格を基準にしています。

送料条件がすべての商品で同一条件に揃っていないため、送料不明を0円とはせず、送料込み実質コストの全商品ランキングは行っていません。

3. SNiONには価格表示の差異履歴がある

今回の記事では、比較採用価格として、

2枚セット:1,507円
10枚セット:6,776円

を使用しています。

SNiONについては別の公式静的表示価格との差異履歴があるため、購入時には販売ページで最新価格を確認してください。

4. ニトリ「好きな場所に貼るだけ」シリーズには材質表記差がある

20×10cm、25×15cm、30×20cmについては、公式情報内に「ステンレス樹脂複合板」と「スチール樹脂複合板」の表記差があります。

今回はどちらか一方へ統合せず、「公式情報内で表記差あり」としています。

5. 一部の補助項目は未確認

商品によって、重量、保証、カット可否、水回り使用、屋外使用、原状回復条件、詳細な在庫数などに未確認項目があります。

この記事では、未確認を「不可」「なし」と読み替えていません。

6. 実物での施工テストは実施していない

クラベルカでは、今回の商品を実際に購入して施工・剥離・カットするテストを行っていません。

施工の手軽さに関する評価は、確認済みの施工手順と必要部材を基にした比較であり、実際の作業時間や使用感を比較したものではありません。

7. 磁石の保持力は比較していない

今回確認しているのは、各商品が磁石を吸着できるパネルであることです。

同じ磁石を使った統一条件での保持力テストは行っていないため、磁力や吸着力の強さによるランキングは作成していません。

Towerに設定されている設置耐荷重についても、磁石そのものの保持力とは別の指標として扱っています。

8. 賃貸適性は条件付き

壁紙へ粘着しない施工方法であっても、ピン穴やネジ穴が発生する場合があります。

実際に原状回復できるかどうかは、壁材、施工方法、施工状態、契約条件などに左右されます。

そのため、賃貸向け商品を一律に順位付けしていません。

まとめ|価格だけでなく面積と壁の種類で選ぶ

磁石がくっつくスチールパネルを比較すると、単純な本体価格だけでは選びにくいことが分かります。

今回の比較では、少額で試すならダイソー10×10cm、本体価格ベースの面積コストを重視するならダイソー20×20cmが候補です。

一方、1枚で広い面積を覆って継ぎ目を減らしたい場合はTower L、壁紙を貼った石こうボードで粘着剤を避けたい場合は、ピン穴を許容できることを条件にTower S / Lが候補になります。

つまり、「一番安い商品」と「面積あたり一番安い商品」は別です。

さらに、実際に取り付けられるかどうかは壁材や施工方法でも変わります。

購入前には、

必要な施工面積、施工する壁の種類、取付方法、追加部材の有無

を確認して、自分の使い方に合う商品を選ぶのが重要です。

情報確認日:2026年9月13日

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